2021.11.21

SDGsを原動力として地方創生に取り組む自治体が選定される「SDGs未来都市」である、三重県いなべ市を訪れました。
午前中は、三重県環境学習情報センターが主催する「『カジュアルな』SDG推進のいなべ市を訪れよう!」に参加し、一般社団法人グリーンイノベイティブいなべ 桑島さんと、いなべフェアトレードタウン 羽場さんの講演を拝聴。
いなべ市が、SDGsが国連サミットで採択された2015年に、活動を開始し、本気度をもって持続可能なまちづくりに取り組まれている姿勢を実感しました。
市内で活動するそれぞれのキーパーソンをSDGsという目標を中心にまとめることで、活動は拡大し、市の人口減少を食い止めているだけでなく、インフラにも恩恵を与えている相乗効果をもたらしていました。

講演後は、市の拠点「にぎわいの森」へ。
市役所に隣接したスペースには、オーガニックにこだわった食料品が並ぶ「キッチュ エ ビオ いなべヒュッテ」、老若男女がカフェを楽しむ「ロブ いなべヒュッテ」などが出店しており、多くの方で賑わっていました。
市の入口として、市内観光のハブとして注目されています。
午後は、同市上木食堂で昼食。
100年以上も続く旅館を改修した店舗で、地元のお米、お野菜、自家製のお味噌、地域の食材をふんだんに使ったランチをいただきました。

そこから徒歩5分、40年ほど前に廃校となった旧阿下喜小学校校舎を利用した廃校カフェ 桐林館を訪れました。
ここの元職員室に筆談カフェ喫茶室があり、ここでのコミュニケーションは音声以外というルールがありました。
そのためスタッフ、来店者はすべてジェスチャーやノートにメモをとることで意思疎通を図ります。
新鮮な体験と本格的なコーヒー、展示されているアート作品を楽しみました。

「カジュアル」「オシャレ」「カワイイ」を基調とした街づくり。
午前中の講演でいなべのコンセプトは、ここにあると教わりました。
Z世代は、政府の一方的な気候変動の提言や、企業のかたちだけのSDGs活動に疑問を持っている様子もみられます。
しかし、いなべ市のコンセプトは、まさにZ世代の価値観に一致し、わくわくさせるような持続可能な活動だといえます。
全国の自治体が、いなべ市のまちづくりを参考にすることで多くのZ世代が共感し、まちに参加する未来が浮かびました。
若者がまちづくりに参画するためのヒントが、いなべ市にはあったように思いました。
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